羽村@時計品質保証部の山室です。
毎度お世話になっております。
配布先:<山形カシオ>斉藤K/寺西K/結城L
<シンセンカシオ>大山J/大滝TK/何K
<中山カシオ>奥山J
<カシオタイ>清水GM/篠崎J/Mr:Puchong
<CASIO INC>田中GM
<羽村生産資材課>佐々氏
<羽村設計企画室>金刺S/Y工藤氏
<羽村品保>福士B
表題の件、以下のように依頼申し上げます。
<CASIO INC様要望>
時計の外装箱は添付のようにホチキス留めされていますが、
米国では箱のリユース・保管の為に、一旦、このホチキスを外す作業が
発生しております。
この作業人件費で年間推計$5,000と以外に多くのLabor掛かっています。
弊社の倉庫内を確認した所、電卓・ECR・プロジェクター・楽器(ピアノ除く)は
ホチキス対応されていないようです。
強度上問題ないなら時計においてもホチキスの終了もしくば4ヶ所留めから
2ヶ所留めなどへの変更をご検討頂けませんでしょうか?
本件、カシオ欧州・UK殿も事前にご同意頂いております。
ご要望を受けて、CES/CTC様に下記評価確認を実施して頂きました。
<評価方法>
・梱包形態:①ステーブル(ホチキス)を廃止した場合
②4ヶ所留めから2ヶ所留めなどに変更した場合
・対象モデル:外装箱の状態で重いモデル選択
・数量:5カートン
・評価試験:①耐湿(40℃、95%、1週間)
②落下(Pタイル、75cm、1角、3稜、6面)
(耐湿後のカートンで実施)
・評価結果:梱包形態①と② いずれも問題なし。
評価結果より、
ホチキスを廃止した場合でも強度上の問題がいない事が確認されたため、
外箱(底面)のホチキス留め作業廃止をご依頼申し上げます。
(尚、国内向けは2003年8月より廃止済みです。)
※注意
外装ダンボール、PPテープの素材変更する場合は事前評価が必要です。
●実施時期:2013年9月梱包分から
●廃止に伴う関連資料の差替は以下の通りです。
→梱包組立基準書「CSH-P1-A008」 【差替】
品保サーバ 各拠点の梱包(Packing)ファイルに置き換えました。
参考に添付PDFファイルをご確認下さい。
以上 よろしくお願い申し上げます。